愛媛大学生活協同組合
愛.W.G.P(愛大割り箸学生PJ)
〜樹恩割り箸導入にあたって〜
 Q.樹恩割り箸ってなに??
樹恩割り箸は、
1.国産の間伐材から作られている
2.知的障害者の方たちが作っている

割り箸です。

※樹恩割り箸の性質上、品質において若干のばらつきがあります。
 Q.なぜ樹恩割り箸に変えるの?
1.間伐材の有効利用

間伐とは、木が過密になった森林を間引いてやる作業。そこで伐られた木が間伐材と呼ばれる。
間伐をすることで林内が明るくなり、
1.下層植性を回復させ、土砂災害を防ぐ。
2.水源かん養機能を向上させ、良質な水を作る。
3.多様な下層植生の生育に加え、生息する動物の多様性も向上する。


しかし今、日本の森林が、間伐をしないことで荒れている。そして間伐材が使われないことも、その一因となっている。
樹恩割り箸を使うことは、間伐を促進し、森を育てることにつながるのです!


2.障害者福祉への貢献

この樹恩割り箸は、徳島県三好郡山城町にある知的障害者通所授産施設「セルプ箸蔵」で作られています。

「セルプ箸蔵」は、1998年、大学生協の呼びかけにより設立された特定非営利活動法人JUON NETWORK(樹恩ネットワーク)が、山城町森林組合と協力して創りました。

現在、働く機会が少ない障害者の社会活動の場を提供しています。


※知的障害者通所授産施設とは・・・
就業困難な知的障害者が、通いながら就労や技能習得を行うことを目的とする施設。
 Q.どうして樹恩割り箸代1円を払わないといけないの?
今の中国産割り箸を国産樹恩割り箸に変えることで、約2円の経費増になります。そこで、生協だけでなく、利用者にもその負担をしてもらうことにしました。

「国産の樹恩割り箸を使う意味を理解してほしい」
「日本の森林の現状を知り、森林環境を意識してほしい」
障害者の社会参加について知ってほしい」
という思いからの1円負担です。

この1円をきっかけに、森林・障害者福祉について
考えて見ませんか?

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